町長から新年のあいさつ

皆さま、明けましておめでとうございます。

輝かしい令和6年の新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年は、5月から感染症法上の位置づけが「2類相当」から「5類」へ移行され、新型コロナウイルス感染症対策への向き合い方に対する大きな転換期となりました。移行後は、各種イベントや行事も制限や規模縮小等することなく開催され、活気ある賑わいが戻ってまいりました。ようやく皆さまが望む暮らしが戻ってきたと感じたところですが、原油価格・物価高騰が未だ皆さまの暮らしに大きく影響を及ぼしている状況です。町といたしましては、感染症対策から物価高騰対策へと各種取組みを国や県と連携しながら切れ目なく実施してきました。今後も動向や変化を注視しつつ、必要な取組みを随時講じてまいります。

さて、新庁舎の完成により防災拠点としてのハード面における機能の強化を図ったところですが、昨年は、ソフト面においての機能を強化すべく、勤務時間外に災害が発生した場合、いち早く登庁した職員が役職や経験に関わらず誰であっても災害対策本部を設置できるよう対応手順を分かりやすく示した「職員初動アクションカード」を作成しました。今後も訓練を重ね防災体制の強化に努めてまいります。

次に、イタリアーノひらおをテーマにしたまちづくり事業です。昨年は、阿多田オリーブパークの収穫イベントで収穫されたオリーブからオリーブオイルを搾油し、平生町産オリーブオイルが完成しました。また、田布施農工高等学校生徒に協力いただき、オリーブ特産品開発審査会を実施いたしました。引き続きオリーブを使った特産品開発に取り組んでまいります。

また、「イタリアーノひらおシティプロモーション事業」として、平生町の魅力を発信するため、SNSの活用、プロモーションビデオの作成、オンラインイベント・メルカートの開催等に取り組み、関係人口の創出を図ってまいりました。 

「『アイ・ラブ・ひらお』定住プロジェクト」として、若者定住促進住宅事業、結婚新生活応援事業、空家バンク事業、空家リフォーム助成事業等、若年層を中心に定住促進を図る取組みも実施してまいりました。

子育て家庭の経済的負担軽減と安心して出産・子育てができる環境を整備するため、就任以来、子どもの医療費無料化に取り組んできました。昨年、対象を高校生まで拡げるとともに、乳児を養育する保護者に対し、紙おむつ等の育児用品購入費用の支給を始めました。

平生町が住環境および子育て環境ともに充実した魅力ある町であることを知ってもらい、若年層に定住先として選ばれる町となるよう、引き続き、子育て支援、関係人口の創出及び定住促進に係る事業を積極的に進めてまいります。

結びに、本年が皆さまにとって、健康で笑顔に満ちた素晴らしい年となりますことを心からご祈念いたしますとともに、町政への相変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。

令和6年1月1日

平生町長 浅本邦裕
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