魅力ある議会づくり調査特別委員会報告書

第1  はじめに

  人口減少や少子化など様々な地域課題に対して、二元代表制の一翼として、民主的に合意形成を進めていくことは地方議会の重要な役割である。

  その一方で、投票率の低下や無投票当選に見られるように、住民の議会に対する関心の低下が指摘されているところであり、同時に地方議員のなり手不足の問題も顕在化している。

  そうした状況の中、平成31年の任期満了に伴う町議会議員選挙においては、無投票となった。この結果を受け、本議会は令和元年9月26日、「魅力ある議会づくり調査特別委員会」を設置し、議員報酬のあり方や、定数の考え方、いかにして議員のなり手不足を解消していくかなど研究協議し、真に魅力ある議会の構築を目指すこととした。

  このたび、本委員会における調査を終了するにあたり、その結果を報告するものである。

 

第2  特別委員会の概要(設立時)

1  特別委員会の名称      魅力ある議会づくり調査特別委員会

2  委員の定数                10名

3  委 員

委員長

河藤  泰明

副委員長

河内山  宏充

委 員

平岡  正一

委 員

細田  留美子

委 員

岩本  ひろ子

委 員

赤松  義生

委 員

松本  武士

委 員

中本  敦子

委 員

中村  武央

委 員

中丸  和則

委員外議員

村中  仁司

オブザーバー

中川  裕之

 

第3  調査の経過

【委員会】

回数

開催日

主な調査内容

1

令和元年 9月26日

正副委員長の互選

2

10月30日

協議項目について

今後のスケジュールについて

3

  12月 2日

協議事項の決定

(1)議員報酬について

(2)議員定数について

(3)議会の活動について

(4)なり手不足について

(5)広聴について

4

令和 2年 2月28日

議員報酬について

議員定数について

議会の活動について

なり手不足について

広聴について

5

6月22日

議員報酬について

議員定数について

議会の活動について

なり手不足について

広聴について

6

令和 3年 2月 3日

議員報酬について

議員定数について

議会の活動について

なり手不足について

広聴について

7

2月18日

議員報酬について

議員定数について

議会の活動について

なり手不足について

広聴について

8

5月12日

議員報酬について

議員定数について

議会の活動について

なり手不足について

広聴について

9

6月24日

町民アンケート結果報告について

特別委員会の調査報告について

 

第4  調査の結果

1  議員報酬について

  議会の役割、報酬審議会の答申も踏まえて調査検討を行った。

  報酬額については、現状維持という意見と、高いとは思わない、むしろ低い方ではないか、特別委員会の活動もあり、そのあたりの改定も必要ではないかという意見があった。若年層にとっては報酬が議会の魅力のうちのかなりのウエイトを占めているのではないか、報酬が増額されれば専業で議員活動ができるという意見もあった。改定について、大卒職員の給与の上昇率に基づき是正してはどうかという意見があった。

  一方で、定数を減らして報酬を上げるという選択肢もあるという意見があった。これに対し、定数を減らすより現状維持でいいのではないかなどの意見があった。

  最終的に、若年層や多様な人材を広く求めるためには増額が望ましいが、現時点での町の財政状況からは困難であろうとの理由により、現行の報酬額を維持することとした。

2  議員定数について

  住民の多様な意見を反映する議会の役割をはたすためには、増員すべきであるという意見のほか、定数削減は住民の理解を得やすいが、多面的に審議していくためには現状を維持すべきであるという意見があった。この他、15人、13人、10人、8人という意見があった。

  最終的に、委員会での審査をはじめとする議会が持つべき機能の保持・安定化のため、現状の12人を維持し、これ以上減らすべきではないことを確認した。

3  議会の活動について

  魅力ある議会とするためには、議員自身が自分の仕事に魅力を感じることが必要である。議員から団体や住民に声掛けを行い地域や住民の中に入っていき住民との距離感をなくしていくことが必要ではないかという意見や、行政のチェック機能を果たすことが重要であり、そのためには、継続調査案件の調査等において委員会活動を活発にしていくべきではないかという意見があった。

  最終的に、議会の活動として委員会活動の活性化を図っていくことを確認した。

4  なり手不足について

  住民が自らの問題として政策課題に関わる機会を設けることによって、主体的に町政に関心を示してもらうことができれば、なり手不足の解決につながるのではないか。

  一方、経済的な問題から立候補できないのではないかという問題が提起されたが、選挙公営の条例が制定されたため、経済面での問題について当面は推移を見守り、本制度の広報に力を注ぐ必要がある旨確認をした。

5  広聴について

  報告会等を開催し、住民と議員との町政に対する認識の乖離を埋めていく作業は必要であるという意見があった。反面、報告会には参加人数の低迷や固定化などデメリットが顕在化している。こうした状況下において、メリットについて引き続き検討が必要であることを確認した。

6  町民アンケートについて

  広報議会だよりの活用について意見が出され、アンケートを行うこととした。議会広報広聴調査特別委員会に素案を依頼し、本委員会で検討を重ね令和3年2月の第四週のお知らせ版発行時にアンケートの全戸配布を行った。アンケート結果については、巻末に掲載することとする。

 

第5  終わりに

  以上のように、各項目の改革・見直しを調査研究してきた。特にアンケート結果については多くのご意見に現状を再認識した。過去と現在、そして未来の議会活動に生かしていくこととする。

  急激に日常生活の変化を求められ、様々な制限のもとでの議員活動、また、議会活動であるが、制限解除へ向け対策をとりながら活動を活発化させ、それぞれの使命と役割を果たしていくことを再認識し、調査報告とする。

 

 

魅力ある議会づくり調査特別委員会報告書(印刷用)(PDF:195.8KB)

町民アンケート結果(第4 調査の結果 6 町民アンケートについて)(PDF:693.6KB)

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