般若寺木造金剛力士立像

更新日:2024年03月29日

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全身がたくましい筋肉で覆われ天衣を纏い、右側に口を開いた阿形と左側は口を結んだ吽形が設置されている仁王門の写真

平生町大字宇佐木の真言宗御室派、神峰山・用明院、般若寺の正面には仁王門があり、その両脇に金剛力士像2躯(く)があります。

阿形(あぎょう)は像の高さ231センチメートルで、総体に穏やか相好で動勢を控えた体制には自然観があり、吽形(うんぎょう)は高さ229センチメートルで、全面の裳裾がまくれあがり、両足にからまる形成は珍しいといわれています。

どちらも、像立当初の檜材を約8割も残し、確かな造形、巧みな作技、制作様式などから、鎌倉時代中期に造られたと思われ、歴史的に貴重であるため、平成11年4月20日に平生町指定有形文化財(彫刻)に指定されました。

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