平生湾のカブトガニ

昭和40年代頃までは、平生湾は多くのカブトガニが生息し、あまりに多いので漁師さんに邪魔者扱いされていました。しかし、湾内の環境が変わったためか、いつの間にか目にすることがほとんどなくなり、細々と繁殖を続けていました。
田布施川、大井川などが注ぐこの湾は県内の他のカブトガニ繁殖地と比べるとかなり狭い上、湾内に産卵できる砂場はほとんどない状態です。
そうした環境の中、カブトガニはわずかな砂だまりを探してかろうじて産卵して繁殖を続けていたようですが、ついに平成14年全く産卵を確認できませんでした。(山口カブトガニ研究懇話会調査)
また、孵化した幼生(カブトガニの子ども)が生息する干潟も湾内のごく一部に限られている上、その干潟の状況も不安定でいつ生息しなくなるか分からない大変危機的な状況が続いています。

(写真)平生湾の様子

平生湾の様子

(写真)干潟の幼生

干潟の幼生

(イラスト)生息地域

赤い部分がカブトガニの生息地域

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