般若寺仁王門 付 棟札1枚

更新日:2024年03月29日

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新緑の草木が生い茂る中、中央の石段の先に茅葺の入母屋造の木造金剛力士立像が安置された仁王門全体の写真

この仁王門は、三間一戸 八足門の構造形式を有し、屋根は入母屋造で茅葺です。材料は、クスやマツなどが使われていて、門内には『木造金剛力士立像』(町指定文化財)が安置されています。

江戸時代建立の仁王門は、県下に数棟しか存在せず、当時の技術や近世仏教文化の繁栄を知るうえで大変貴重なものです。

現在の仁王門は平成26年度に修理され、建立当時の姿を今に伝えています。建立は、棟札から、文化10年(1813年)と判明しており、歴史的な価値を明らかにする資料として併せて指定しています。

注釈:八足門とは、4本の親柱の前後にそれぞれ4本の控え柱を設けた一重の門です。

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