予防接種(乳幼児・児童生徒)

予防接種は、お子さんの体調に合わせて接種できるよう、県内の委託医療機関で個別に行っています。できるだけ下記の表の「標準的な接種年齢」内で接種しましょう。

接種時に必要なもの

予診票、母子健康手帳

  • 予診票は、母子健康手帳交付時又は乳児家庭訪問時にお渡ししています。
  • MR2期の予診票については、対象年齢になったら郵送します。
  • 日本脳炎2期、二種混合およびHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の予診票については、対象年齢になったら小学校を通じて配布または郵送します。
  • 予診票を紛失された場合は、母子健康手帳をお持ちの上、保健センターへお越しください。

接種料金

無料(対象年齢を過ぎると全額自己負担となります。)

その他

  • 医療機関へは事前に予約をしてください。
  • 長期療養を必要とする病気にかかったことにより、やむを得ず対象年齢内に予防接種が受けられなかった場合には、対象年齢を過ぎても接種できる場合がありますので、保健センターへお問い合わせください。

定期予防接種

四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)
ポリオ(不活化ポリオワクチン)

四種混合、三種混合、ポリオ定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数 間隔
1期初回 生後2か月から
90か月に至るまでの人
生後2か月から12か月まで
(生後2か月以降お早めに)
3回 20日以上
1期追加 生後2か月から
90か月に至るまでの人
1期初回接種
(3回目)終了後12か月〜18か月
1回 1期初回接種
(3回目)終了後6か月以上

二種混合(ジフテリア・破傷風)

二種混合定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数
11歳以上13歳未満の人 小学校6年
1回

MR(麻しん・風しん)

MR定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数
1期 生後12か月から24か月に至るまでの人   1回
2期 5歳以上7歳未満で、小学校就学始期に達する日の前日までの人 年長児相当 1回

日本脳炎

日本脳炎定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数 間隔
1期初回 生後6か月から
90か月に至るまでの人
3歳 2回 6日以上
1期追加 生後6か月から
90か月に至るまでの人
4歳
(初回接種後おおむね1年)
1回

1期初回接種(2回目)
終了後6か月以上

2期 9歳から13歳未満の人 9歳 1回
 

平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた人は20歳未満まで接種できるように、接種機会が緩和されています。詳しくは、次のリンク先でご確認ください。

日本脳炎(厚生労働省)

BCG

BCG定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数
1歳未満の人 生後5か月から8か月まで
1回

ヒブワクチン

ヒブワクチン定期予防接種について
対象者 接種開始年齢 回数 間隔
生後2か月から
60か月に至るまでの人
生後2か月から7か月に至るまで 4回 初回接種:生後12か月に
至るまでの間に27日以上
追加接種:初回接種終了後
7か月以上
生後7か月から12か月に至るまで 3回 初回接種:生後12か月に
至るまでの間に27日以上
追加接種:初回接種終了後
7か月以上
生後12か月に至った日の翌日から
生後60か月に至るまで
1回  

小児用肺炎球菌ワクチン

小児用肺炎球菌定期予防接種について
対象者 接種開始年齢 回数 間隔
生後2か月から
60か月に至るまでの人
生後2か月から7か月に至るまで 4回 初回接種:生後24か月に
至るまでの間に27日以上
追加接種:初回接種終了後
60日以上で、生後12か月に
至った日以降
生後7か月から12か月に至るまで 3回 初回接種:生後24か月に
至るまでの間に27日以上
追加接種:初回接種終了後
60日以上で、生後12か月に
至った日以降
生後12か月に至った日の翌日から
生後24か月に至るまで
2回 追加接種:初回接種終了後
60日以上
生後2か月から
60か月に至るまでの人
生後24か月に至った日の翌日から
生後60か月に至るまで
1回  

水痘

水痘定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数 間隔
生後12か月から36か月に至るまでの人 1回目の接種は生後12か月から15か月まで 2回 3か月以上
(標準的には6か月から12か月まで)

B型肝炎

B型肝炎定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数 間隔
1歳未満の人
(平成28年4月1日以降に生まれた人)
生後2か月から9か月に至るまで 3回 【2回目】
1回目の接種から27日以上
【3回目】
1回目の接種から139日以上

ロタウイルス

令和2年10月1日から、ロタウイルスの予防接種が定期接種となりました。
対象者は、令和2年8月1日以降に生まれたお子さんです。

ロタウイルス定期予防接種について

ワクチンの種類 接種期間 回数 間隔
ロタテック
(5価ワクチン)
生後6週から32週まで 3回 27日以上
ロタリックス
(1価ワクチン)
生後6週から24週まで 2回 27日以上

初回接種は、14週6日までに受けてください。

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

令和5年4月1日から、HPVワクチンのシルガード9(9価ワクチン)が定期接種となりました。

子宮頸がん定期予防接種について
対象者 標準的な接種年齢 回数および間隔
小学6年生から
高校1年生の女子
中学1年生

【サーバリックス(2価ワクチン)】
・合計3回
2回目は、1回目から1か月以上
3回目は、1回目から6か月以上

【ガーダシル(4価ワクチン)】
・合計3回
2回目は、1回目から2か月以上
3回目は、1回目から6か月以上

【シルガード9(9価ワクチン)】
・合計2回(1回目を15歳未満で接種する場合)
2回目は、1回目から6か月以上

・合計3回(1回目を15歳以上で接種する場合)
2回目は、1回目から2か月以上
3回目は、1日目から6か月以上

原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、これまでに2価または4価のHPVワクチンを1回または2回接種した方は、医師と相談のうえ、途中から9価のHPVワクチンに変更し、残りの接種を完了させることができます。この場合も公費の対象となります。

 

HPVワクチンの予防接種は、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛みが特異的にみられたため、平成25年6月14日以降、積極的な接種勧奨を控えていました。
その後、厚生労働省において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年度から積極的な勧奨を再開することとなりました。
また、積極的な勧奨の差控えにより、接種機会を逃した人に対して、公平な接種機会を確保するため、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う「キャッチアップ接種」を実施します。
詳しくは、下記のリンクをご参照ください。

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種について

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省)

HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省)

お問い合わせ
保健センター
〒742-1102 山口県熊毛郡平生町大字平生村178
電話番号:0820-56-7141
ファックス:0820-56-0200
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